やっと許せた✨

両親や弟、妹に対する
深い深い恨みや憎しみが
私の中にずっとあった。

だけど今日、ついさっき
お風呂に入っている時に
唐突に思った。

もう全て許そうって。

なんでいきなりそんな風に思ったのか分からない。

本当に急に、
プシューって空気が抜けるみたいに
恨みや辛み、憎しみ悲しみ、
「こうして欲しかった」っていう欲求そのものまで
全部流れ出ていってしまった。

なぜか突然『父も母も、みんなその時その時、一生懸命だったのだから』って、そう思ったんだよね。

そんなあまっちょろいこと、
以前の私にはとても思えなかった。

《この人たちのせいで》って気持ちが
本当に強かったもの。

目をかけてくれない、気にしてくれない、
そのお陰でどれだけ私が苦労したか。
子供らしくない子供時代。
親の親になってた。
それは頼まれた訳じゃない。
けど、そうでもしなきゃ
とてもじゃないけど身の安全を確保できなかった。

争いを避けるために我慢して
なんでも譲って
辛かったなぁ。

子供にそんな思いをさせてることに気づかず
そこにぶら下がってた両親。

憎むなって方が無理でしょ(^^;

本当に我慢ばっかりだった。
嫌な思いばかり。
それでも、我慢しか知らなかった。
「私が我慢すればいい」
「我慢しなきゃ苦労する」
そんな風に自分に言い聞かせて、押さえ込んで...
だから、大人になっても感情のコントロールが出来なかった。仕方が分からなかったの。蓄積する一方だった。

そして、あらゆることが吹き出した。

そこから今日まで、ずーっと自分との戦い💦
進んでは引き戻され、進んでは引き戻されを繰り返して、何回も泣いて、心で暴れて、キツかった(^^;

そういう思いしてきたからこそ
そういうことに気づいてない両親とか姉弟とかが
ほんっとに憎らしくて、許せなかったんよね。
許したら、自分がそういう思いしてきたことまでも許しちゃうっていうのかな。
そういう思いしてきたことを、
『仕方なかったこと』にしちゃいそうな気がして、それがすごく嫌だったんだ。

"嫌な思いして当たり前の子だった"
そんな感じになるのが
本当にすごくすごく嫌だったの。

今思えばそれは、
『あなたはそんな嫌な思いして当たり前の子じゃない。私たちが悪かった』
って、親に言ってもらいたかったってことなんだろうけどね。

せめて
『あなたはそんな嫌な思いして当たり前の子じゃない。周りが悪かったんだ』
って、誰かに言って欲しかった。

"親も大変だったんだ"
"親も完璧じゃないから。人間だから"

そんな言葉は聞きたくなかった。

まるで私にも非があるように聞こえたし
何より
"仕方がなかった"の一言で済まされたのでは
私の立場がないじゃない？
だって私は傷ついて苦しんでたんだよ。
それは仕方がないことだったの？？？
そう思ってた。
傷ついて当たり前の子だった、
傷ついたのは仕方ないことだったんだ、
そんな風に片付けられてしまうのが本当に悲しくて、本当に嫌だったんだ。

だから頑なに『周りのせいで！』ってことを譲らずに、その思いをずーっと心に秘めてきた。それが周りに対する憎しみや怒りだったと思う。

だけど、お風呂に入ってたあの時、
心底もういいやって、ほんっとに思ったんだよ。

親も一生懸命生きてたんだってことを認めることが出来た。
私だって、幼いながらにその時々、本当に一生懸命だったもの。
背伸びして大人になってたけど、それも幼いながらにいっぱい考えた結果。
それと同じで、親も親なりに、その時その時必死だったんじゃないかって、そう思ったの。

そりゃ、その必死さは正直言って
私のためにはなってなかったよ。
それでもあの人たちにとっては
あれが精一杯だったんだと思うんよね。

だからかなぁ。
別に親に分かってもらわなくていいやって
きっと思ったんだろうな。
私も精一杯だった、必死だった。
親もそう。その時その時、親なりに必死だった。
もうそれで良いじゃないって
そう思ったんだと思う。

だから許せた。何もかも。
良い意味で、どうでも良い(^^)

そうは言っても、自分を軽んじてる訳じゃない。
確かに感じた気持ちがあることも承知してる☺️
辛かった、悲しかった。ホントにキツかった💦

ただ、そういう思いしてきたことを、
親や周りを責めずに認めたからといって、
親を許したからといって、
そういう思いして仕方ない子だったとか、
そういう目に遭って当然の子だったとかにはならないって、今なら分かるんだよね☺️
嫌な思いして当然の子だったというように、
容認することにはならない。

うまく言えないけど、それはそれ？
今の私の幸せとは何の関係もない✨
そんな気がしてる(*^^*)

ホントにやっと許せた。
親のことだけじゃなくて、
そういう親のもとで嫌な思いしてきた自分のこともきっと許せたんだろうな(^^)