私がいい気分になることをしてたのは
本願を動かしたかったから。
いま目の前に展開してる景色を
一刻も早く望むものに変えたかったから。
でも『早く変えたい』と思ってたせいで
『早く変えたいほど不満な現象』
に目がいって
『早く変えたいほど不満な現象が変わらないこと』
に不満を覚えて、焦りを感じて
「何がいけないんだろう？」
「どうしたらいいんだろう？」
「どうやって変えたらいいんだろう？」
そんな思いでいっぱいになってた。
『早く変えたい』は
さらに不満を増幅させるだけだったんよね。
本当に嫌だから変えたい、望むものをみたい。
そう思うのは悪いことではないと思う。
望むものを自覚してるわけだし
それを自分に与えようともしてる。
ただ、やり方が間違ってた。
でも、それも仕方がない。
私は『与えられない私』だったから。
『与えてもらえる自分』にならなくてはいけない。
そう思ってたから。
ただ、それがすっごく欲しい！
どんなに頑張っても与えてもらえないなら
無理矢理にでも自分のものにする！くらいの
必死な気持ちがあったことを
今ものすごく感じていて。
与えてもらえる自分になるために
色々頑張ってきたのに「一体いつになったら」
そんな思いがひしめいて
「もう限界！」ってなってた。
悔しさ、不足感、そういうものが
変えようのない現象にも
何かせずにはいられないほどの焦燥感を
私にもたらしていた気がする。
だから
どうしても欲しいと思っていた本願を
捨てることにした。
無視する。放置する。関わらない。
これまで
なんかある度に
最重要事項として
それをトップに掲げてきた。
それを叶えるためにはどうしたらいいか考えて
現象にもリアクションせずにはいられなかった。
けど、トップに掲げるのはもうやめた。
叶えようとすることもやめた。
ゆえに、現象にリアクションする必要もない。
どう展開しようが知ったこっちゃない。
気にすることをやめた。
だって『大したこと』じゃないもの。
◯◯を食べたい、◯◯を飲みたい、
そういうのと一緒。
これまで「その他大勢」だった叶えたいことと
同列に据えた。
別格扱いしてたのをやめて
いっしょくたにすることにした。
『特別なもの』にしてるから
『特別』気になる。
気にするから
『不満』を感じて苦しくなる。
気にするから
変えようのない現象を何とかしようと取り組んで
うまくいかなくて
ますます『不満』を感じることになる。
そのせいで
目の前に来ている
『いい気分になれること』が霞むなら
喜び、楽しみ、嬉しいこと、
そういうことに気付けなくなるなら
本願なんかいらない👋
本願だけ抜き出して考えてみれば
確かに私は『与えられてない私』。
だけど
本願以外を見てみれば
たくさんの『楽しい』や『幸せ』を
『与えられてる私』。
いい気分になってて
それが返ってきてることを
ちゃんと見られる私でありたい。
もうその私になっていいんじゃないかって
そう思った。
不足を強固にするのはもうやめる。
与えられてないという不足を増す『本願』は
今はさておきでいい。
現象で探すのは
与えられてない証拠ではなく
与えられてる証拠。
『ある』。
たくさんの『ある』を見つけて
与えられない自分にダメ出しをするのはやめる。
『そんな自分を変えよう』とするループは
もう終わらせる。
周りの様子？
そんなもんどうだっていい。
かつての自分の内面に合わせて
今の自分の心をねじ曲げたり
歪めたりすることほど
愚かなことはない気がしてる。
かつてを優先して
今をないがしろにするのも
もうやめよう。
目の前がなんであれ
周りがどうであれ
今の私は「こうありたい」んだから
そう在る。
今の私は「こうがいいな」と思ってるんだから
それを採用する。
与えてもらうために自分をねじ曲げて
周りのご機嫌をとる、そんなのはもうやめた。
不足を感じていた頃の
不足を感じる現象なんて
どうだっていい。
そんなものにリアクションするのもやめた。
不足を強固にしていくことは
徹底的にやめるぞ。
