ある言葉から高校時代を思い出して、
何故か居ても立ってもいられなくなり、
しまいこんだアルバムを取り出して
ついさっきまで眺めてた。
私にとって学生時代は
最低最悪のもの。
思い出したくない過去。
それほどに嫌な記憶がビッシリ詰まったアルバム。
捨てようとしたことさえあったそれを開いて見るなんて、この行動には自分で驚いてる。
いったい何年ぶりのことになるだろう。
大半の時間、自分を押し殺して生きてた私にとって、学生時代は多くの人のそれと違って、重くて暗いものでしかない。
嫌な記憶、惨めな記憶、悲しい記憶、そして
『もっとこうすればよかった』
『ああすればよかった』
そんな思いしか出てこないことを知っているから
振り返るようなものなんか絶対目にしてこなかったのに、開いてしまった。
そこに写っていたのは、
笑っているけど悲しそうな目をした自分だった。
今の私とはまるで違う私がそこにいた。
ホントに辛かったなって思う。
色んな事が辛くて、その「辛い」って気持ちがまた辛いことを連れてきて、そういう引き寄せの中にいたことを実感した。
もっと楽しめばよかった、なんていうのは、今だから言えること。あの頃は、あれで精一杯だった。
そう思えるようになったから、アルバム開くことが出来たのかな。
