所用で出掛けた先に、目がすわった男性がいた。
明らかに、あらゆるものをバカにしたような、諦めたような、そういう目をした若い男性。
人と話す時、下から睨みあげるようにしてるのが印象的だった。
喋り方も投げやりで、敬語を使ってはいるけど「一応使っている」という感じ。
機嫌が悪そうな口ぶりで、端から見てるだけでも怖い印象を受けた。
以前もその場所でその人を見かけたことがあるんだけど、その時もやっぱりそういう目をして、機嫌が悪そうな話し方をされていて、私は関わりたくないなと感じた人だった。
その男性の目がすわってたのは、もしかしたら、
いつもすごく忙しい人で、ひどく疲れているのかもしれないし、今にも寝落ちしそうなくらい眠いところ、頑張って起きて、その場所にいるからかもしれない。もしくはたまたま嫌なことがあって、機嫌が悪くて、投げやりになってるのかもしれない。
けど、たまたま機嫌が悪いだけだったら、
「この人笑ったことあるのかしら」
「楽しいことって何かあるのかしら」
なんて感じるほどの
良ろしくない雰囲気にはならないんじゃないかって
思うんだよね。
多分、一時だけじゃなく、何年も継続して投げやりに物事をとらえるのが当たり前で、何もかも面倒くさいと思ってるから、それが滲み出てるんじゃないかな。目がすわってるのも、そういうのが表情に表れてるんだと思う。そんな自覚も本人ないと思うよ。むしろそういう目をしてる自分を「カッコイイ」と思ってるかもしれない。
でも、私はカッコイイとは思わない。
どんな理由があれ
そういう目をした人は怖いもん。
自分の言動に気を付けようって思った。
どうせ滲み出るなら
幸せ一杯な優しい雰囲気がいいもんね(^^)
