わたくしなりの毎日

これがわたくしなり(^^)ということで、私だから思うことや感じることを、毎日ゆるゆる綴っていきます。

時代錯誤な職場😓

今の勤め先、色んな企業があるとはいえど、何か変で、何か妙。


その職場は、開設して十数年の、比較的新しい営業所。開設時当初から勤める人が多く、毎年何人かの新入社員が加わっているものの離職が早いため、大半は10年以上の古株だ。

一定の割合で離職者がいるのは、どの企業も同じだと思う。けど、この営業所は、他の営業所に比べても何故か、新人の定着率がよろしくないらしい。


私が派遣された理由も、入社2年目だったか3年目の子が、急に退職することになった為だった。

その人は、私が入社した後、数日は一緒に仕事する予定だった。
でも、私の派遣が決まった直後、急にその数日を、欠勤扱いにして、有給消化に入ったという。
それは入社当日、聞いてたよりも人数が少なかったことを尋ねて、返ってきた答えである。


その人は、余程ここを離れたかったんだなと思った。
更に後々聞いた話では、頭痛などの体調不良に悩まされていたという。
かなりしんどかったのだろう。


『そんな逃げるような形で去るほど、何が嫌だったんだろう』

入社初日に感じた一抹の不安。

その理由は、1ヶ月経ってなんとなく分かった。


辞めたその人はもういないので、当たってるかどうかは分からないが、先にも書いたように、ここは何か変で、何か妙な職場だということ。


職場内の人間関係は悪くない。

開設当時からいる人達は多いが、誰一人としてボス面はしていないし、情報共有もしっかりなされている。

排他的ではないし、偉そうにしてる人もいない。
サポートもしあってる。

悪い印象はなかった。

けど、それなのに、何か変というのを、
私は初日から感じていた。


ただ、それをうまく言葉に出来ないんだよね。
感覚的におかしいと感じてるけど、その感覚をうまく表現できない😅


言うなれば・・・


勤める一人一人の表情が、暗い、重い。

ゆえに雰囲気も重たい💦

事務所の人達が笑い話をしていても、笑い声が聞こえているのに何故か暗い💦

確かに、賑やかな、和気あいあいとした雰囲気の職場ではないし、仕事量も多いから、各々疲労もあると思う。

でも、シーンとしてるわけでもないしなぁ。

黙々とする仕事でもないし、雑談的な会話も結構あるんだから、もっと覇気があっていいはずなんだけど、それがない。


重いんよねー。とにかく重い。

ズドンという感じ。

梅雨のジメジメ感や、
停滞している空気感って重苦しいじゃない?
あんなのに似てるかな。


楽しそうに喋っているのにダルそうだし

笑い話をしているのに声も空気も暗いし

一人一人の表情も、挨拶も、何もかもが暗い。

間取りは太陽光を利用した良いものなのに
もったいない。


これまでのどの職場にも、こんな所はなかった。


普通、明るく話してたら、空気は明るくなる。

笑い話をしていたら、その場の空気はパッと変わる。

でも、ここにはそういうのが全くない。

人間関係は悪くないのに
なぜ誰も会話を楽しんでないのか?
なぜ表情、雰囲気がこんなにも暗いのか?


多分、何か変で、何か妙な理由は、

楽しげに話しているのに暗い、
笑い話なのに笑い声が暗い、などの

真逆の状態が

同時に普通に存在しているからだと思う。


うん・・・なんかやりにくい理由はこれかな。


「喋りつつも仕事はきちんとやる」
というのを、長期組はよく言っているが、
おそらく、その切り替えが下手なんだろう。

喋るときはしっかり喋って、笑って、
そこから仕事にパチッと切り替えればいいのに、
「仕事はきちんとやる」
という仕事モードのまま喋ってるから空気が重いし、表情も雰囲気も、何もかも暗いのかもしれない。

もし、仕事中に喋ってはいけない、などという妙な禁止令が根底にあったら、悪いことをしているとか、早く切り上げなきゃとか思うだろうから、楽しめるわけがないよね。
笑い話をしてたって、ほんとには笑ってない。
だから空気が変わらない。

ある程度の会話は潤滑油だから、けじめはいるけれど、喋る時は喋ったほうが良いと思うんだけどな。
まぁ全部想像だけど💦


でも、ちょっと時代遅れな企業体質かなとは思う。

仕事のやり方も見直しなとされてなくて、
「これじゃミスしなさいと言ってるようなものだ」
というやり方が随所にある。

「これまでそれで来れたのだからそういうもの」
という感じなのだろう。

長期組が安定していて、新人は定着しないという点から考えても、仕事を楽しむとか、明るい雰囲気で仕事するとか、仕事の流れを考え直してみるとか、そういうのがNGのまま停滞してる部分はおおいにあるのかも。

新しい人が入っても、欠員が出なければ次は入ってこない。新しい風が続かない、居つかない。定着しないから変わらなくて、それに馴染めない若い人は辞めていく。
そういう悪循環が成立しているのかもしれない。

実際、労働環境の改善に関するニュースが多く取り立たされてる中で、サービス早出、サービス残業が当たり前だからね。

時代に付いていけない古い企業体質では、若い子じゃなくても、ここ以外の職場を経験した人なら居つかないと思う。

私は、恐らく来年の春、新卒の事務員が採用されるまでの繋ぎになるだろうからいいけれど、このまま新卒が定着せず、長期選手しかいないままの職場では、今は良いかもしれないけど、いずれ働き手がいなくなるだろうね。