以前の職場にはお局様がいた。
今の職場にも、お局様がいる。
どちらの職場にも共通しているのは、
攻撃的なお局様の側にはいつも、
受け身の女性がいた、ということ。
受け身の女性には、共通点がある。
悪口を全く言わない点、人にすごく気を配る点、
人当たりが良くて、場を和ませる雰囲気を持っている点。
でも最大の共通点は、
自己評価がめっちゃくちゃ低いこと!!!
もうめっちゃくちゃだよ。めっちゃくちゃ低い!
何で言い切れるかっていうと、
前の職場の受け身の女性の1人は
他ならぬわたくしだったから(^^;
まずこの受け身のタイプは、自分の為に怒れない。
蔑ろにされても、馬鹿にされても、愚痴ひとついわない。いや、言えない。
周りの機嫌を安定させることが最優先だから。
そこにお局の攻撃性がつけこんでくる💦
最初は、腰の低い人に見えると思う。
今の職場にいる受け身の人も、前の職場にいた、
私以外の受け身の人も、調和を重んじるタイプだった。
だから、お局様がどんなに理不尽なことやっても
調和を崩さないために、自分が全部受けてしまう。
私は、私が攻撃性を受けることで、他の人がイヤな思いをしないならそれでいいって本気で思ってた。
それが自分の役割ぐらいに思ってた。
それをやって当然とか、
そのくらいしなきゃ居てはいけないとか、
そういう代償的な気持ちが強かった。
それに私の場合は、家庭内に揉め事が多かったから
どこであれ争いが生じるのがイヤだった💦
争いが生じそうになると、それを防ぐのは私の役目。
だから、どこにいても未然に防ぐ反応をしてしまう。
多分、他の人も同じような理由だったんじゃないかな。
かつての私と、前の職場の受け身の女性と、今の職場の受け身の女性、本当によく似てるから。
あの頃の私は、明らかにお局様の都合の良いように扱われてるのに怒れなかったんだよね。
お局様の機嫌が良い時には喜んで従い、
お局様の機嫌が悪い時には甘んじてサンドバッグ。
何やってたんだろうね(^^;
そんな扱いされて、なんで怒らなかったのか、今となっては不思議。
でも、自分を最低ランクの存在だと思ってたし
悔しくなかったんだよね。
何でも他人を優先して当たり前だったし。
愚痴や文句を言うことを、悪いことだと思って、ブレーキかけてたのもあるかな。
嫌だったんだよね。相手のことを陰でコソコソ悪くいっておきながら、目の前にいるときにはニコニコしてる人💦
でも、だからって、何もかも我慢するのは間違ってたけど。
自分を邪険に扱うことって、気付かないうちに
すごいダメージを自分に与えることだから😱
その自己評価の低さが、お局様を引き寄せるんよね。
何故ならお局様も、実は自分に自信がない人だから。
誰かを下にしなきゃいられないのは、
自信がないから、批判されるのが怖いから。
だから自分を正当化しなきゃいられない。
口を開けば、愚痴や文句、批判の嵐なのは、
自分のメッキが剥がれ、弱さが露呈するのを防ぐため。
ほんとは人に嫌われないか、バカにされてないか、怖いんよね。
自信のなさを隠して、必死に自分を守ろうとしてる。
なぜ分かるか?
私もお局様みたいに、攻撃性の強いときがあったから(^^;
あれだけお局様が嫌だったのに、
自分がそんな風になっちゃってた時があったんよね。
認めて欲しい気持ちが、すごく強かったな。
受け身も、お局様も、根は同じ。
とにかく自己評価の低さが根底にあるから
どっちに転んでもおかしくはない。
その低さの上に、自分を守る意識があれば攻撃に転じて、なければ受け身に転じる、それだけだと思う。
なんの条件もなく自分を肯定してあげるって
ほんと大事だって、改めて思う。