わたくしなりの毎日

これがわたくしなり(^^)ということで、私だから思うことや感じることを、毎日ゆるゆる綴っていきます。

悪口の種と、そこから咲く花

4月を前に、簡単な配置転換があった。

お局様は、新しい人が来るのを待ちわびていて、

初出勤日まで半月以上もあるのに

新しい人に、どのような手順で教えていくか

同じ班の女性と何回も話をしていた。


手元にたくさん仕事があるのに、

それをストップしてまで話す様子。

まるで転校生を楽しみにしている小学生だなって

思ってみてた。


そしてついにその日が来た。


抑えてるけど、誤魔化してるけど、

教えるのが楽しくて嬉しくて仕方ないんだよね。

ご機嫌がよくて助かったw


けどお局様、私の時と同じように

自分が気に入らない人の情報を早速、

来たばかりのその人に、

さりげなく流し入れていた。

もちろん、話の対象者がいないタイミングで。


お局様は、笑いながら、

世間話のように軽く話してた。

でも、その話を取り巻く空気感は重くて、

どんなに誤魔化して話していても、

心にある負のエネルギーは

そのまま現れるもんなんだと実感した。


来たばかりの人に、

そんな負の言葉を与える心理、

自分が気に入らない事を話す心理が、

私にはよく分からない。


自分の方に引き込みたいのか、

それともあらかじめ「こういう人だよ」

って教えることで、相手の心を守ろうとしてるのか?

確かに知っておけば、かわせることもあるからね。


ただ、気を付けた方がいいことを伝えるのと、

悪口を言うのとでは、やっぱり違うんだよね。

私もお局様から、気を付けた方がいい事を

教えてもらいはしたけど、

それを『悪口』とは感じなかったもの。


悪口と感じる言葉には、

それ相応のトゲがある。


これから新しいところで頑張ろうとしてる人に

そういうトゲがある言葉を向けると、

何もないまっさらな所に、

『この人はこういうトゲがある人なんだ』

ってことが、ストレートに入ってしまう。

結局、お局様の印象が傾くだけなんだよね。


実際、私は今の職場に移って半年ほどだけど、

お局様だけ突出してトゲトゲしてると思うもん。

お局様の手にかかれば

どんなことも非難の対象になるし、

お局様が悪く言う人が

人間的に悪い人ではないというのが

関わるごとに分かってくるから、

お局様の印象がひとりでに悪くなってしまった。



悪口という種は、

自分の印象をマイナスにする芽を出し、

花を咲かせるんだと、お局様を見ていると思う。


私の時と同じように

早速悪口の種を蒔いてしまったお局様。


悪口の水を与え続け、数ヶ月後、

またそういう花を咲かせるのかな。


私も気を付けよう💦