わたくしなりの毎日

これがわたくしなり(^^)ということで、私だから思うことや感じることを、毎日ゆるゆる綴っていきます。

昔の職場で学んだこと⑤~構わなくていい理由~

何にでもネガティブに反応し、

悪口や文句を炸裂させるお姉さんA。

堂々巡りのやり取りを実感し、

やがて私は、

お姉さんAの言動の相手をすることに

すっかり疲弊してしまった。


エネルギー不足。

私は、お姉さんAのご機嫌の直撃を覚悟で

お姉さんAへの気遣いを少しずつ止めていった。


あくまで少しずつで、

おばさんBが在籍時にしていたような

露骨な見下しなんかはしていない。


お姉さんAの許可を取らなくても

自分の判断で動くことを増やしたり

新人さんに教えたりしただけ。


けど、お姉さんAの指示には従ってたけど、

やはり遠慮なく独自で動く私のことは、

気に障ったらしい。

不機嫌な態度をとられることも多かった。


以前ならそこで

ご機嫌を取りに行っていたわたくし。

でも、態度が悪くなることは百も承知。

覚悟の上。

どんなにご機嫌をとっても、

文句言う何かを見つけるお姉さんAに

疲れきっていた私は

もうそのまま放っておくことを選んだ。


仲間はずれになるような時もあったし、

お姉さんAの側にいる人は

恐らく愚痴を聞かされていただろうから

「悪いな」とも思ったんだけど

お姉さんAの機嫌を取っている時だって

不機嫌な態度を取られることはあった。


機嫌を取っていても、取っていなくても

嫌だなと思う態度をされるなら、

機嫌を取るということにはなんの意味もない。

何かがよくなるどころか、

何も変わらないどころか、

お姉さんAは調子に乗る、わがままになる。


じわじわ体感して学んだその事は、

周りがなんであれ、どうであれ、

必要以上のことはしないという決意を支えていた。


すると、どうだろう。


以前ほど私に

相手にされなくなったお姉さんAは、

不安になったのか、

私に気を遣うようになってきた。

独断で決めていた段取りを相談してきたり、

自分が任された仕事を私にも割り振って

共同作業にしたり。

「お姉さんAは

自分から人が離れていくのを恐れてるんだな」

そう思った。

でも、お姉さんAの根本が変わるわけではない。

回数こそ減ったが、

一度口火をきると、愚痴が止まらない。


もちろん

お姉さんAの話を無視したりはしなかったが

同意するまで繰り返される愚痴は

正直しんどかった。

思ってもいないのに

お姉さんAに同意してしまう自分。

自分の判断で仕事をしていても

結局お姉さんAの支配下にいる自分。


今から思えば、

私が私を大切にしていなかったから

私の意見をないがしろにされる現象を見るのは

当たり前のことだったんだけど

その頃はそんなこと分かるわけもなく、


ただただ窮屈で

やりようのない自己嫌悪と

居づらい仕事場とに

何ヶ月も悩んでた。