わたくしなりの毎日

これがわたくしなり(^^)ということで、私だから思うことや感じることを、毎日ゆるゆる綴っていきます。

昔の職場で学んだこと④~構わなくていい理由~

お姉さんAのご機嫌をとることは

大事なことだと思っていた。

自分のためにも、周りのためにも。

けどそれは、

私の大きな負荷になっていった。


お姉さんAに従わない人がいればいるほど

私にかかる負担は大きくなる。


おばさんBや、おばさんBの仲良さんが

お姉さんAのご機嫌をナナメらせるのを見る度に

「もー大人しく従っといてよ」

とか

「言い方考えてよ」

とか思ってた。

「あなたたちのせいで、

飛ばっちりが私にくるのよ」って。


ところがある時、お姉さんAの天敵ともいえる

そのおばさんBが退職した。

中々横柄な態度を崩さなかったおばさんBだが、

お姉さんAが幅をきかせることが増えた時に

お姉さんAを立ててこなかった為に

居場所をなくしてしまったのである。


「これで少しは落ち着く」

おばさんBは、お姉さんAを刺激することが

ほんっとに多い人だったし、

仕事するよりも喋る時間の方が長い人だったので、

辞めて安堵したのは正直なところ。

おばさんBが辞めてから、

仕事の能率は格段によくなったし

お姉さんAの愚痴も減って、

ほんとに良かったと思った。


でも、お姉さんAの愚痴は人を変えて続いた。

★たまたま先に相手からの挨拶がなかった人

→無視された、嫌われてるとジャッジ→攻撃

★たまたま自分より早く仕事を終わらせた人

→悔しい、負けたとジャッジ→攻撃


特に新しい人が入った時は大変。

新しい人はもちろん、

たまたまその新人さんに質問された人や

仲よく喋っていた人も

それだけでお姉さんAの攻撃の対象になるからだ。


「なんで私に聞かんの?」

なんて言われても、

近くにいる人に聞くのが普通だと思うんだけど・・・


でも、お姉さんAは、そうは思わなかった。

探してでも自分に聞いてほしいのだ。

★聞かれない

=必要とされてない、頼られてない

★聞かれない

=自分の方が聞かれていた人より下

そんな方程式があったらしい。


私は、聞かれた事を知ってても知らないフリして

お姉さんAに聞くように誘導していた。

それは新しい人のためであり、

自分のためであり、

周りのためでもあった。



けど、そういうのは間違いだったんよね。


私たち数人がそうやって

お姉さんAのご機嫌をとって

思い通りにしてあげることで

お姉さんAの沸点は

どんどん低くなってしまった。


相手が、自分が思う事と異なる事をしたら、

即否定、即悪口をいうお姉さんA。

お姉さんAが落ち着いたのは一時だけで、

言動はエスカレート。


私は終わりのない堂々巡りの渦を

実感するようになった。