ここ２ヶ月くらい
ちょっと色々キツかった。
ここ数日は特に
エネルギーが全くない状態で
すごくキツかった。
そんな私の話を聞いて
アドバイスをくれる人がいたことは有り難かったし
今も有り難いと思ってるけど
その人のアドバイスに基づいて
自分を変えよう、変えようとしたことで
かえってエネルギーが失われてしまったのも
また事実。
もちろん
「その人のせいで酷くなった」
などとは思ってない。
私はその人のアドバイスに納得していたし
自分の考え方、捉え方を変えないと
この状況は変わらないと思っていた。
だから自分の思考を変えようとしていた。
でも
私が変えるべきなのは
「変えなくちゃいけない」
という思いそのものだった。
私は
自分を間違ってると位置づけていた。
否定して、批判して
そう、ダメ出しばかりしていた。
ダメな自分に意識を向けてるから
意識してるその状態がまた来るし
ダメな自分を変えようとしてるから
自分を追い詰めて痛め付けて
苦しくなってしまう。
自分を否定することにエネルギー使って
そんな自分を変えることにエネルギー使って
そんなの枯渇して当たり前だよね。
っていうことに気付いたのは
限界まで落ちた３日くらい前の夜。
その限界を経験して
「あー別に万人に好かれなくても良いや」
「別に嫌いと思ってても良いや」
「一体誰のために自分を変えようとしてるんだ？」
などと思うに至って
「自分を否定することも
変えようとすることも
もうやーめた」
ってなった。
そしたら不思議。
コロッと意識が変わった。
あんなに
「変えよう」と頑張ってた時は
変えること出来なかったのに
『自分を否定しなくて良い』
『自分を変えなくて良い』
そういう風に意識が変わったおかげで
職場での在り方も自然と変わって
私はラクに過ごせている。
これまで職場では
あらゆる人と積極的に会話をしていた。
『みんな仲良く』という
強迫観念めいたものがあったと思う。
はみ出し者になりたくなかったし
『和』というものを乱さないようにと
すごく気を張ってた。
でも今では
別に話さなくても良いと思ってるので
仕事以外の話は
基本しない自分に自然となった。
お客さんや業者さんとの会話も
これまでは差別がないようにと
話しにくいと感じる人でも
他の人と同様に
積極的にコミュニケーションを取っていた。
でも、それは話しやすい人だけに留め、
他の人にはそれこそ
営業スマイル営業トークでいくことにした。
だって
無理なものは無理
嫌なものは嫌
キライなものはキライ
苦手な人は苦手
なんだもん。
それをどうこうしようとするのではなく
無理なら無理なりの
嫌なら嫌なりの
キライならキライなりの
苦手なら苦手なりの
対応や関わり方をすればいいだけ。
そう思うことが出来た。
そう思うことを
許せる自分になった。
そこに至れたのは
完全にエネルギーがなくなって
周りと話す元気もなかったから、
というのもある。
極限まで落ちて
今ここにいるだけの状態すらキツイ。
それほどまでにエネルギーがなくなってたから
新しい状態、ラクな状態に
抵抗なく移れたのかなと思ってる。
エネルギーを無駄に
無料配布してきた私。
それが正しいと思ってた。
差別しないこと
調和してること
そういうことに
ものすごく気を遣ってきた。
場の調整役。
誰に言われたわけでもない。
でも
そうしなければならないと思ってた。
それは幼い頃の自分が
不仲な両親の間に立つ形で
場の調整役をずっとしてきたからだと思う。
でも
もうやめた。
私が頑張らないと保てないような『和』なら
いっそ崩れてしまえば良い。
誰かが調節しなくては崩れてしまうような空気、
誰かが配慮しなくては整わないような環境、
そんな風に、誰かに継続して負担がかかって
やっと成り立つような『何か』なんて
初めから成り立ってないのだから
そのひずみのまま崩れてしまえば良いと思ってる。
無駄なエネルギーの無料配布は
もうしない。
言いたくもない言葉を言って
後で疲れが来るのなら
言いたくもない言葉を言うということに
エネルギーを遣うのをやめる。
自分が調整役になれば
この場は丸く収まるだろうけど
それが自分にとって負担だと感じるなら
場を丸く収めることに遣うエネルギーを
ゼロに出来ないならせめて半分にするとか
自分がしんどくならない範囲におさえて
無理をしない。
喋りたくないなら喋らない。
たくさん喋りたい時でも
相手の反応を期待して喋りそうな時は
喋るほど「満たされない」が募るから
程々で控える。
ここのところ
ホントにしんどかったけど
使うエネルギーを調節する考え方に至れたのは
本当に良かったと思う。
蛇口ひねりっぱなしだったけど
今は人や状況などを見て
使うエネルギーを調節することが出来る。
やっとその方法が分かったんだ。
あるだけのエネルギーを
周りに無料配布してたけど
これからは自分のために調節して
自分のために使っていこう(^^)
