わたくしなりの毎日

これがわたくしなり(^^)ということで、私だから思うことや感じることを、毎日ゆるゆる綴っていきます。

もう書いてもいいかなーと思う話①

ずっと書けずにいた話。

恋の話。

大好きな人がいた話。

いつかは書きたいと思ってた。
私を変えた恋のこと、書き残しておきたいって。

でも、ずっと書けなかった。
吹っ切れなかったんだよね。
あまりに好きすぎて
大切な人すぎて
諦めきれなかった。

ずっとあがいてた。

そのくらい手放したくない人だったんだ。

だけど、いまも彼に会いたいんだけど
その気持ちが恋心からではなく

「私変わったよ」
「素敵になったよ」

そう伝えたい、
報告したい気持ちからだってことに
気が付いて、

「あぁ、もう踏ん切りをつけたい、ケリをつけたいいって私は思ってるんだな」ってことを自覚した。

そしたら、書きたくなった。
彼とのこと、もう書いてもいいかなって思えた。


彼とは仕事関係で出逢った。
いつの間にか好きになっていて
嬉しい気持ち、悲しい気持ち、
彼を通してたくさん知った。

幼い頃から我慢ばかりしてきて
自分の気持ちが分からなくなっていた私にとって
彼への想いから出てくる感情は
とても刺激が強かった。

これまでの恋とはまるで違った。

一喜一憂がとても大きくて
一緒にいたいけど、
一緒にいるのがしんどくて
とても苦しかった。

いま思えば、自分軸が全くなかったんだよね。

嫌われたくない恐怖でいっぱいで
仕事も中々大変で
人間関係もごちゃごちゃしてて
恋どころじゃなかったのも本当。

大好きな気持ちがこれまでになく大きかった分、
その裏では同じだけのすごく辛い思いを積み重ねていた。


ある時、彼の転勤が決まって、その恋は終わった。

正直ホッとした。
彼の言動でいちいちグラつくのは
本当にしんどかったから。


でも、やっぱ好きは好きだったんよね。


程なくして私は『潜在意識』『引き寄せ』というものを知り、ネットで検索しまくって、難解な記事を片っ端から読みあさり、理解を深める一方で、幼い頃からの溜めに溜めた感情の一切を、少しずつ吐き出すということを平行して行うようになった。

もう一度彼と恋をしたかったから。

その気持ちが、醜い感情と向き合う辛さと戦わせた。そこから逃げ出すのを阻止した。

何回も投げ出しそうになったけど、
投げ出すことが出来なかったのは
幸せになりたかったからだった。

彼と恋をしたかった。

だから私は、何度泣いても喚いても
理解することも吐き出すことも止めなかった。
諦めなかった。

この先に彼との恋があるって
信じてやまなかった。