わたくしなりの毎日

これがわたくしなり(^^)ということで、私だから思うことや感じることを、毎日ゆるゆる綴っていきます。

親からもらった認識から脱皮する

なんか知らんが
久しぶりに怒りが沸き上がってきた。

親のこと。

怒りの根底にあるのは
否定されてきたことへの悲しみだと思う。

褒められたこともあったのかもしれないけど
褒められた記憶なんてないほど
私の中は『否定されたこと』でいっぱいだ。


その事についてはハッキリ言って

『親』というより『人として』

どうなんだって思ってる。

一時のことだったら八つ当たりかもしれない。

でも、長期的な人格否定、存在否定は

誰がやったって『いじめ』でしょ。


いじめる側にとっては
そんな自覚ないくらいちょっとしたことでも

受け止める側のその時の気持ちによっては
そしてそれが積み重なっていけば

ちょっとしたことではすまない。


学校では指導対象となる『いじめ』を

学校を出たあと、会社で、家庭で、コミュニティで

継続してやってる大人達。


目の前にいる人だったり、自分だったりを
『いじめる人』っていうのは

それをしたら『いじめの対象者』が
どう思うのかが分からない。

理解する心を持ってないから、
感じる心を持っていないから、

だから自分に対しても、周りに対しても、
そしてそれが自分の子供に対してであっても

出来ちゃうんだよね。


特に親と子の関係性で起きる場合は、

虐待と呼べるまではいかなくても

最も身近な存在から受けるわけだから

すごい影響があると思う。


本当だったら兄妹間の簡単ないざこざでも
『そんなこと言ってはいけない
と教えるはずの親が

その兄妹に混ざって一緒になって
傷付く言葉を平気で言ってくるということ。

そういう時に私が機嫌を損ねたら
「すぐふてる」と言われたことがあったのだけど

この場合、機嫌を損ねた私が悪いのだろうか?

他のことでも、私がイラつきや怒りを見せると

「生理中で機嫌が悪いんだ」
「生理が近いんだ」

などという言葉で片付けられてきたけど

いやいやいや、
本当に全部私のホルモンバランスのせいなのか?

あなたが向けてきた言葉という毒矢には
あなたが取ってきた態度という毒針には

なんの非もなかったというのかい。

言うんだよね、私の親は(笑)
絶対に自分の非を認めないというかね・・・

その反動もあるのかな。
私はずっと私が悪いと思ってきた。

だから自分で自分をいじめてることにも
気付かなかったし
むしろ、正しいことやってるとさえ思ってた。

そうやって自分を正すことが正しいんだって、
ずっと思ってきた。

まぁ自分を省みること自体はおかしくないんだけどね。行きすぎると自虐になっちゃうけど(^^;


そういう自分のこと、
今はダメだなんて思ってない。
もちろん、親のこともダメだとか思ってない。

私はそうするしかなかったんだから仕方ないし
親は分かる心を手に入れてなかったんだから

それもそれで仕方がないんだよ。

まぁこれは、虐待死もある以上
事と次第によることだとは思うけど。


でも、なんか今回、怒りが沸き上がってきた時

「子供の心が分からない親」から与えられた言葉や態度にとらわれて腹を立たせる必要はもうないんじゃないかって思ったんだよね。

例え「私が悪い」って言われてきたとしてもよ?

所詮、これを言うと子供は傷付くと考えられない、そういう親が言ってきた言葉だったわけでしょ?

正しい言葉なわけないじゃない?



私がこれまで長年持ってた
私という存在への認識。

私はこういう人であるという見方。

それは親から与えられたものだったんだよね。

ある時から私は、それを採用するのをやめて
自分のことを褒めたり認めたり
私が私に与えたいものを与えてきた。

だから、これまで採用していた親が与えた認識は
私に合わなくなってしまった。

合わなくなった認識は捨てればいい。

これは成長に伴って、
自分で自分に似合う服や靴をチョイスするのと
同じことかもしれない。

赤ちゃんの頃は、親や周りが選んでくれたものしか着れないけど、そのうち親と一緒に選んで買ってもらうようになって
いつの間にか、自分が身に付けたいと思ったものを自分一人で選んで買って、着られるようになる。


そう考えたら

親から与えられた認識で生きてるうちは
親に囚われてるようなもんなんだよね。

自分で自分に合う認識、与えたい認識を与えてあげる、その許可を出してあげるっていうのが自分の人生の始まりなんだとしたら、

それがもしかして思春期や反抗期ってやつ?



なるほど。私はその時期、我慢ばっかりしてたから親の認識から脱皮できてなかったんだな(^^;

一体何年遅れだよって感じだけど(笑)

私の場合は10代の頃に中途半端に脱皮しなくて
良かった気がする。

今の私の方が遠慮なく脱皮することができるんだからこれでいいんだわ(^^)

遅れてようがなんだろうが、これがわたくしだ☆


怒りをキッカケに、また少し突き抜けたかもね。