友達の一人が
「大変」「困る」
そういう言葉をよく使うんだけど
彼女、そういう言葉を使う状態が楽しいというか、嬉しいらしい。
「これしろって言われて大変なの」
「仕方ないからしてあげるけど、困るのよね」
なんて口では言ってても
『私って頼られてるの』
『私って大変なの』
『私って凄いでしょ?凄いって言って』
なんてオーラが全身からバンバン出てる(^_^;)
本人は隠してるつもり...というか、
もしかしたら自分が
「そういう状態を望んでるんだ」ってこと
彼女自身分かってないのかもしれない。
話を聞いていて「ん?」と思って
「こうなんじゃない?」なんて言うと
それが刺激になって『大変なのアピール』が増してそれこそ大変になるから、最近は「はいはい」って感じで流してたんだけど、
ここのところ連日すごいんだよね💦
普通に聞いたって疲れるのに
連日ってだいぶ疲れる(^^;
彼女は本気で大変な自分に酔ってるというか、
そういう自分でなければ価値がないと思ってるからかな。ホントにそういう話しかしないんだよね。
自分の存在価値を認めてもらいたいだけだから
褒められたことのあることに関する話しかしないって感じ。
「またか」って系統の話ばっかり聞くのも結構しんどいね。
まぁ、何だかんだ言って『苦労』を求めてるわけだから「苦労」や「大変」っていう系列の話しか持ちあわせてないのもあるんだろうけど(^_^;)
でもねー、私も体調を崩す前は
そうだったんだよね。
今はもう「苦労なんていらん」ってなってるから
『自分の価値を苦労ではかる』なんてこと有り得ないけど
自分に自信がないと、他者の評価にすがって立つしかないんだよね...それはすごく分かるよ。
『苦労』や『大変』っていうのは
『大変ね』って言葉をかけてもらいやすいから、
『大変な自分を認めてもらえた』って瞬時に満足しやすいんだよね。手軽に不足を補うことが出来る。
だから「すごいね」「必要とされてるんだね」なんて言葉を口にしてあげれば、彼女は満足するだろうってことも分かる。
だけど結局
『無価値なのでは』という不足からスタートしてると
『価値がある』を実感し続ける為に、いつまでも苦労アピールしなければならないんだよね。
その場しのぎのインスタントでは
根本的な不足を補うことは出来ない。
だから延々と繰り返す。
そして私は、その度に
彼女の不足の手当てをする対象として
承認係を続ける事になる。
実際、以前の私は色々受け身で、変な話
「それ自分で背負ったんじゃん」と思ったとしても
「そんなの皆だってやってる」と思ったとしても
「すごいね」と褒めていた。
自分だったらそう言って欲しいと思ったし、
何より彼女の言動はそういう言葉を求めているのが分かるものだったからそうしていた。
私がそのようにしていたから、彼女は
「この人は自分の欲求を満たしてくれる」と思って
繰り返し繰り返し言ってくるんだと思う。
それに私自身
そうして彼女の欲求を満たすことと引き換えに
『私はこの人に見捨てられない』
という確信を、手に入れてたから
お互いにメリットのある関係だったんだよね。
こういうの「共依存」っていうのかな。
だけど、いくらなんでも『限度』ってあるし
私が考え方を色々変えてきたから
もうこれまでの関係性では無理があるんだよね😥
苦労してることを承認してあげたら
ここ最近のような、ちょっと毎日しつこい感じは
なくなるんだろうけど
この先もずーっとそれに付き合うのはしんどいし
結局本人の為にはならないんだよねぇ...
どう関わったらいいのかなぁ...