わたくしなりの毎日

これがわたくしなり(^^)ということで、私だから思うことや感じることを、毎日ゆるゆる綴っていきます。

仕事で手分けが出来ない人は

新人さんに覚えてほしい仕事や、
手分けしてやるような仕事を
1人でパーッとやってしまう人がいる。

それは仕事が出来るからやってしまうこと。

慣れた仕事ほど一人でやった方が速いし、効率的。

誰かと手分けしてやるとミスの可能性も高まるし、
それが新人さんとか、分かってない人なら尚更。

前後の忙しさを予測出来るからこそ
教えてられない時もある。

新人さんじゃなくても、
ゆっくりペースの人には任せておけなかったり。

私もそうだったから分かるというか、
そうなのかなーと思う。

でも、その裏には
そうしないと不安という思いがあったりするのも
また事実かなと思う。



いつも手分けすることが出来なくて
1人でやっちゃう人っていうのは、

仕事そのものが自分の領域になっていて、

他の人に取られたくないとか、
自分が把握しておきたいとか、

そういう愛着に似たしがみつきがあったり、

それだけのことを余裕でこなせてる自分に
自分で惚れ惚れする、すなわち、

その仕事をこなすことで、
職場における自分の必要性を示そうとしていたり、

色んな事に気づいて先回り出来るその姿を
上司に見せてアピールしようとしていたり、などの

承認欲求が満たされていないことによる物足りなさみたいなものが、動機になってることが多い。


その仕事がなくなると
存在意義を示せなくなるというか、
「私はすごい」って示せなくなるというかね。


純粋に忙しいとか、
乗りかかった船でキリが悪いからとか、
そういうのではなくて
度々1人でパーッとやってしまう人っていうのは、

その仕事でしか自分を満たすことが出来ない人に
なってしまってる可能性が高いと思う。


私もそうだったんだのね。

なんか幸せじゃなかった💦

なんか満たされなくて

今思えば、
たくさんのものを持ってたと思うんだけど、

でもやっぱり
一番欲しいものが手元になくて

悔しかったり、不満だったり。

でも、それを認めていなかった。

認めていなかったから
「満たされてるつもり」ではあったけど、
満たされてなんかいなかったんだよね。

むしろ、

「私は幸せなのよ」「こんなに仕事出来るのよ」

って示さなければならないほど、私は幸せじゃなかった。いつも不安だった。

何もない自分、つまらないと感じてる自分、

そういうのを感じることはおろか、
周りに知られることもすごく怖くて不安だった。

等身大の自分以上で在ろうと必死だったな。


バカにされたくなかったから、自分の存在意義を示せるものは、なんであれ手放せなかった。

任せる、助けてもらう、共有する、
そういうことが出来なかった。

もちろん、経験的に余裕だったから、
1人でこなせたって事もたくさんあるけど、

手分けが出来なくて抱え込んでしまう人は、
仕事の経験は豊富にある反面、
いつもどこか満たされてなくて、
目の前のそれによって満たされようと
必死に頑張ってる人の可能性が高いかな。

ちょっと悲しい状態だよね・・・自分で自分を満たすから、外からも「満たされる」と感じる状態がくるのに、満たされていない自分でいる。
どんなに目の前のことで満たされようと頑張っても、結局エンドレスの状態だもんね。

もしあの頃の私に何か言えるなら、

「もっと自分の幸せに気づいて、望むものを意図して、好きなことやって自分を満たしてあげな!」

って言いたいな。