わたくしなりの毎日

これがわたくしなり(^^)ということで、私だから思うことや感じることを、毎日ゆるゆる綴っていきます。

私が見てるのは決めてること

会社にいるお局様を

『お局様』と決めているのは私。

自分のことを『みじめ』と見ているのも、

『豊か』と見ているのも、

決めているのはその時の私。

私が決めた通りの世界を見ている。

よく分かる。

私が『◯◯』と決めたから

その人は『◯◯』な姿を見せてくれる。

私は、

“彼に愛されてるのか不安” ってなって間もなく、

そういう現象を見た。

『愛されてない』と思ったから、

『愛されてない』世界を見たのよね。

決めた通りの世界を見る。


そしてまた、

決めたことを見るのだ、というのを

実感することがあった。


弟のこと。


私の弟は、

私がたくさん苦労したからだけど、

たいして苦労してこなかったように見える。

本当は色々あったんだろうけど、

心を痛めて体調まで崩した私からしたら

健康に勤め続け、結婚し、家庭を持った弟は、

順調な暮らしをしていると、私は思ってた。

『弟は順調な暮らしをしている』

私が決めていたから

そういう世界を見ていたんだろう。


『それに比べて私は苦労ばっかりで』

そう感じていたから

私はそういう世界を見ていた。


けど、何日か前から、そう、

ここ1週間くらいかなぁ。

私に比べて順調に来た弟や妹を

『かわいそう』って感じるようになって。


私はね、ここにくるまで、

ほんっとに苦労したんよね💦

血を吐くような思いもした。過言ではない。

身も心もボッロボロだった💧

そのおかげで、ここまで踏ん張って来れたんだけど

キツかった。


でも、そういう思いをしたから、

骨身に染みて理解できたことがたくさんある。

弟や妹は、介護の苦労を知らない。

寝込むほどに心身が痛む辛さも知らない。

内面が投影されるということも知らないから、

常識に沿った程度の幸せは感じられても、

それ以上のものは求めることも

手に入れることも出来ない。

なんとなく、常識に染まって暮らせてることを

かわいそうに思ったんよね。

たいした躓きもなく来たのは幸いに見えるけど、

当たり前の範囲で生きてることを、

なんか気の毒だなぁって思って。


それに比べたら、確かに私は苦労したし

血を吐くような思いもしたけど、

手に入れた宝物ってそのぶん半端ないんよね。


そう思ってから、折に触れて

「弟はかわいそう」「妹はかわいそう」

そんな風に感じるようになった。


そしたら、先日、弟は母に頼まれ事をして

1人で実家に来てたんだけど、

せっかくの休みに、

いくら自分の家族が他用でいないからって

自分の趣味に興じるでもなく、

ゆっくりするでもなく、

実家に来ているその姿を見て、

「いや、これマジで気の毒」って思った。

内面だけで感じていた

「気の毒だ、かわいそうだ」という気持ちを、

現象からも感じることになったんよね。


なんていうのかなぁ...

ザコン

とは違うか。

共依存

母親に頼られてることを喜ぶのはいいけど、

なんとなく「言いなり感」を感じるんだよね。

母親を大事にしてるのとは少し違うような...


母親は、面倒に感じることや、

やりたくないと思うことは、

何でもすぐ人任せにする人。

うまくおだてたりしながらね。

私もそれで

祖父母の介護の矢面に立たされたから

手の内というか表現はよく分かる💧

弟はおそらく、いや、間違いなく

その事に気付いてない。

うまく操られてる、利用されてる、

それが分からない。

本当に気の毒だと思った。

だって、この先もずっと

母親の何かを満たすために

動くことになるんだもん。

自分で選んでるようでいて、

実は母親の望むものを選ぶように

気づかないうちに支配されてる。

思い出しただけでゾッとする。


私は、失ったものも多かったけど、

そこに気付けてる。

よかったってつくづく思う。


まぁ、弟のことを「かわいそうな子」

と決めたから、そう感じる世界を見たんだし、

母親を「そういう母親」と決めてるから、

そう感じる世界を見てきたんだろうけどね。


でも、母親に関しては、母親を変えようとは、

もう思わなくなったなぁ。

私が幸せで楽しく、心地よく過ごせるなら

どういう母親だって構わない。

私はもう、母親の何かを満たすための私じゃない。


私は私の為に決めて、それを見る(受けとる)んだ。