潜在意識について調べてた時
「気付いたらそれで終わってる」
みたいな言葉をよく目にした。
何かあったとき、理屈屋の私は
納得するまでトコトン考え付くしてきたので
「気付いたらそれで終わり」
というのは
正直よく分からなかった(^_^;)
けど、いつからかなぁ。
嫌な気分になった時
モヤモヤぐるぐる考えてて
「あっ」と思う記憶に気付いたら
以前は「◯◯だったから△△だと思ってたんだ」
と理屈で考えていたのが
「そっか。嫌な思いしたんだ。傷付いたんだ」
と感情に沿って考えられるようになり
その感情をトコトン感じ尽くしてたら
「嫌だ嫌だ」
「やりたくなかった、やりたくない」
「ムカつく、腹立つ」
「悲しい、ひどい」
などといった、
おそらく
『その時に感じていたけど封印した気持ち』
や
『その時に言いたかったけど言えなかった気持ち』
が
単語で繰り返されるようになって
以前は切り上げるとき
「そっか、◯◯だったね。じゃあこれからはこうしようね」
と言葉にしていたんだけど
今では言葉にする前に
感情を単語にして感じているうちにいつの間にか
何について考えていたのか
それが分からなくなるというか
考えていたことを忘れるようになった。
ぼんやりと
「あぁ、あれについて考えていたんだな」
というのは分かるんだけど
その記憶がハッキリ浮かんでこなくなる。
遠くの方で霧がかかってるような
そんな感覚になるから無理に思い出さないけど
『気が付いたらそれで終わってる』
っていうのは
こういうことなのかなぁって最近思う。
「こう思ってたんだ」ってことに気付いたら、
それでもう終わってる。
その感情を感じる為に起きたことだから
その感情に気付いた時点で終わってる。
その感情に気付く前と、気付いた後とでは
視点が変わってるから、終わってる。
私は何でも
難しく考えすぎだったのかもって
ちょっと思う(^^;