わたくしなりの毎日

これがわたくしなり(^^)ということで、私だから思うことや感じることを、毎日ゆるゆる綴っていきます。

好かれたかった、愛されたかった

『私が意見を言うと拒否される』
『私が意見を言うと相手はふてる』

そういう観念があることに気付いてから、
とにかく刺激されるのが
『好かれたかった』
『愛されたかった』
という思い。


落ち着ける家、
信頼できる家族がなかった私。
好かれたかった
愛されたかった
必要とされたかった

その気持ちは今でも常に
好かれない
愛されない
必要とされない

そんな思いと現実を生んでいる。

野良犬や野良猫を見ると
自分とかぶって見えるのは
その思いのせいだと思う。

家がない、落ち着けない、ぬくもりのない、
そういう孤独。

私はそれを知ってる。

私には家があったし、家族もいたけれど、
周りに人がいて賑やかだったとしても
自分の存在が見られてるか、
必要とされてるか、などで、
孤独は感じるんだよね。

結構痛くて、ホントに泣ける。
どうでもいい生命なんてないよね?

私はいつも
それを確信したかった気がする。

服を見に行ったときに
ハンガーから落ちてる服を見過ごせずに
拾ってかけるのは
落ちた服と、相手にしてもらえなかった私とが
そこに重なるからだと思う。

人知れず床に落ちてる服に
蔑ろにされた自分を重ねてた。

服を助けているようでいて、
実は私は、
私を助けたかったんだと思う。
そういう自分に気付いてなかったから
服だったり、人だったり、
対象はいつも自分以外だったけど、
助けたいのはいつも自分自身だったって
今は実感してる。

蔑ろにされたくなかった自分
無視されたくなかった自分

本当は愛されたかったってことなんよね。

好かれたかった。
大切にされてるって実感したかった。

寂しくて寂しくて
心はずっと悲鳴をあげてた。

助けて欲しくて
聞いて欲しくて

それを埋めてほしい、認めてほしい、
そんな気持ちで一杯で、
その気持ちが不安を生み、
その不安が不安になる現実を創り、
その現実が更に不安な気持ちを生む。

そんな悪循環を繰り返すのが私だった。

愛されてるか不安、怖い。
自分の気持ちを言ったら嫌われる、怖い。
相手にふてられたらどうしよう、不安。

うん、
私がかつて、あれだけ我慢強かったのは、
根底にこれらの気持ちが根付いてたからだと思う。

愛されてるか不安で怖い
嫌われるかもしれない、怖い
相手がふてたら困る、怖い
『黙っとくから、言うこと聞くから、従うから
嫌いにならないで』

それが幼い私の、必死の声だった気がする。
そして今でも、怖さに耐えながら
必死に叫んでたんだね。

同じようなこと繰り返してきてたはずなのに
気付けなかった。

これ程の不安、怖さ、痛さがありながら
その気持ちを無視していたこと、
放置していたこと、
自分自身を構ってあげられなかったこと、
本当に申し訳なく思う。

誰かに埋めてもらうんじゃなくて
【現実は私の内面の投影】なんだから

私が私の傷に気付いて、
癒して、満たしてあげなきゃ
周りからそれが返ってくることはないんよね。

対現象ではなくて
向かう対象は常に自分。

他の人に
泥沼から引っ張りあげてもらおうと思って、
そこに必死になるのではなくて、

自分で自分をそこから引っ張り出してあげる、
助けてあげる。
綺麗にしてあげて、
癒してあげて、
そうして助けてあげて、
満足させてあげたらきっともう、
周りなんか気にしなくなる。

好かれたかった、愛されたかった。
それは周りではなく、
自分に対して思ってることってよく言うけど、
自分の意見を聞いて拗ねる相手や、
向き合う素振りも、
知ろうとする姿勢もない相手より、
自分の意見を言った自分のほうに
私は意識を向けて欲しかったのかもしれない。

私は私に好かれたかったし、愛されたかった。

例えば意見を言った時に
相手のご機嫌を損ねたと感じても
そういう相手のほうを断ち切ってしまうくらい
私は私を大事にして欲しかったんだと思う。

相手の機嫌を損ねたと
心配する私を安心させるために
相手の機嫌を損ねないような言動を意識して
だから我慢もたくさんしてきたけど

私がして欲しかったのは
周りに意識を向けて対処することではなくて、
自分の不安要素、そのものを
「それは違うよ」って
取り除いてあげることだった気がする。

「愛されてない」なら
「そんなことない。私は愛されてる」って
その不安を取り除いてあげること。
自分は愛されていい存在なんだって
許可を与えると同時に
意識を向けてたくさん愛してあげると
観念が変わる。
観念が変わったら
目に見えるものが変わるから、
「愛されてるんだ」って
現象からも実感することができるんだよね。

好かれたかった、
愛されたかった、

この気持ちを大切にしてあげよう。
そう思ってきた自分のことが
今たまらなく愛しい。
一生懸命生きてきた自分のことが
今この瞬間、たまらなく愛しい。

かわいくてたまらない。

ぎゅーってたくさん抱き締めて
安心させてあげたい。
どんな話も聞いてあげたい。
隣にピッタリくっついて
離れたくない。
一生懸命話す顔も、
笑う顔も、
全部が可愛いと思うから。

全てが愛しい。
私自身から離れたくない。

どんな時も話を聞いてあげる。
声を聞いてあげる。
どう思ってるのか、どうしたいのか、
いつも一番に聞いてあげるからね。

って言っても
長く放置されてたんだ。
疑う気持ちもあるだろうけど

それでも

私は私と一緒にいる。
大切にするよ。
声を聞く、ぶつかる、歩み寄る。
周りの人にして欲しかったこと、
全部私がしてあげるからね。

気付くの遅くてごめん。
待たせてごめんね。

でも、ここからずっと
一番大切にする。
愛し続けるからね。